ボラードに触って、三田線を感じてみよう

梅田には見えます。
ブログを読む前に、『ボラード』で検索をかける皆様の姿が…

 

そう、ボラードとは、歩道と車道の間に設置してある金属の杭のことです。

交差点で信号待ちをしているとき、何となくボラードのところに手を置いたり、寄りかかったりする人はいませんか?
実は、ボラードは地下の音を地上で聞くことができる装置とも言えるのです。

 

筒を壁にあてて聞くと、壁の向こうの声がはっきり聞こえますね。地面に垂直に立っているボラードはまさに筒。ボラードに耳を当てると、地下の音をはっきり聞くことができます。

 

中山道の志村坂上交差点の地下は、当塾の最寄り駅である都営地下鉄三田線の志村坂上駅になっており、数分おきに車輌が通過します。そのときに交差点のボラードに手をあててみて下さい。車輌が動き出したときのモーター音や、車輪がポイントを通過するときのガタン、ゴトンという振動がそのまま手に伝わってきます。
もちろん、手でなく耳をあてればもっとクリアに三田線を感じることができますが、交差点のボラードに抱き着いて耳を当てている人がいたら怪しさ大爆発ですよね(私はまだやっていないですよ)。
なお、ボラードの位置によって音を感じやすいものとそうでないものがあります。

 

今はコロナウイルスの関係で外出を控えなければなりませんが、終息後、自由研究課題に悩んだときは、すぐに志村坂上交差点にレッツゴー! 音の原理や性質を楽しく研究できますよ!